天下茶屋湿地の葦を伊勢神宮に奉納することとなり
台風一過の青空の下、葦を採るため湿地へ向かいました。
二週間ほど前に刈入れと清掃が行われたとのことで
刈り取られた後からは、かわらず湧水が染み出し
青々とした、葦とガマとが新たに芽生えはじめています。
偶然お会いできた町会の方々から
天下茶屋湿地と界隈のお話をきく機会にも恵まれました。
なんとこの湿地の向かい側には昭和の初め頃、
小さな牧場があったのだとか…!
大阪市の歴史の奥深さにはびっくり。
上町台地のふもとに古来より続いてきた、
葦原という、なにわ大阪の原風景
大阪市域、住宅地の中にある貴重な自然が
今年も無事であったことに感謝しつつ
今後も後世へと、伝えていくことができる事を
祈るばかりです。